2026年04月22日(水)代表メッセージ|株式会社UNBIRTHDAY
📅 公開日:2026.04.21 / 最終更新:2026.04.21
中務 剛志(なかつかさ たけし)
株式会社UNBIRTHDAY 代表取締役/スタイリスト/ヘッドケアマイスター
髪からの出会いが、僕の人生を変えました。
はじめまして、あるいは、いつもありがとうございます。
株式会社UNBIRTHDAYの代表、中務 剛志です。
美容師になって、2027年で25年目を迎えます。
この仕事を続けてきて、4万人以上のお客様の髪に触れてきました。
「なぜ美容師を続けているんですか?」と聞かれることがあります。
答えはいつも同じです。——髪を通じて出会った人の、なんでもない日常が変わる瞬間を見てきたから。
忘れられないお客様がいます。
「消しゴム頭」——子どもの頃からずっとそう言われ続けてきた方でした。
縮毛に長年悩み、いつも髪を隠すように過ごしていたそうです。
施術の翌日、お孫さんとジェットコースターに乗ったとき、生まれて初めて、髪が風になびいた。
「たけしさん、髪が風に揺れるって、こういうことだったんですね」——その言葉を聞いたとき、僕はこの仕事をやっていて本当に良かったと思いました。
特別な日だけじゃない。
サロンを出た次の日の朝、鏡を見たとき。風が吹いたとき。誰かに「なんか今日いいね」と言われたとき。
そういうなんでもない瞬間が、少しだけ良くなること。
それが、僕たちUNBIRTHDAYの原点です。
「なんでもない日を、より良くする。」
この言葉を、会社の核に据えています。
2015年に神戸で1人で始めた小さなサロンが、今では三宮〜北野エリアに4店舗、16人の仲間と一緒に走るチームになりました。
UNBIRTHDAY(本店)、CHIKI(知己)、if、SPACIUM——それぞれコンセプトは違いますが、根っこにある想いは同じです。
髪からの出会いを通して、想いと技術を伝わる力に変え、魅力を引き出し、内から輝く人を神戸から増やす。
これが僕たちの企業理念です。
釣鐘の法則——打った分だけ響く。
僕の経営哲学を一言で言うなら、「釣鐘の法則」です。
お寺の鐘は、強く打てば大きく響く。弱く打てば、小さくしか鳴らない。
でも、打たなければ、何も響かない。
お客様に向き合うのも、スタッフを育てるのも、新しい挑戦をするのも、全部同じだと思っています。
自分から動いた分だけ、響きが返ってくる。
だから僕は今でも月15日、SPACIUMで現場に立ち続けています。
経営だけに閉じこもらず、お客様の髪に触れる時間を大切にしている。
それは、現場にしかない「響き」があるからです。
2024年の試練、そして今。
正直に書きます。
2024年、主力スタイリストの多くが会社を離れました。
経営者として、とても苦しい時期でした。
でも、残ってくれたスタッフがいました。新しく加わってくれた仲間もいました。
「この人たちと、もう一度ここから作り直そう。」
そう決めてからの毎日は、創業期と同じくらい濃い時間になっています。
原因は外ではなく、内にある。
自分たちの内側を見つめ直して、整えて、また前を向く。
それがUNBIRTHDAYのやり方です。
これから、届けていきたいこと。
サロンの椅子の上だけが、僕たちの仕事の場所じゃない。
そう思うようになりました。
ポッドキャスト「あつまれ!ふかふか頭皮さん」では、髪と頭皮をきっかけに、日常をもう少し軽くする情報を発信しています。
頭皮ケアブランド「VERYDA」の開発も進めています。
サロンに来られない日でも、毎日の暮らしの中で「ちょっとだけ良い時間」を作れるもの。
24年間、現場で感じてきたことを、形にしていきたいと思っています。
そしてなにより、スタッフの成長。
次の世代の美容師が、この仕事に誇りを持って生きていける環境を作ること。
それが、今の僕にとって一番大切な仕事です。
自分の未来を簡単に諦めない人たちを勇気づけ、
成長と向上のきっかけを与え、
次の世代につないでいく。
——これが僕の天命だと思っています。
髪から出会った人の日常を支え、可能性を引き出すことが、僕の役割です。
株式会社UNBIRTHDAY
代表取締役 中務 剛志





