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2026年05月12日(火)美容師が休日にしている髪のこと|プロの”手抜きケア”がちょうどいい

📅 公開日:2026.05.12 / 更新日:2026.05.12

「美容師って、休みの日も髪にすごく手をかけてるんでしょ?」。お客様からそう聞かれることが本当に多いんです。でも正直に言うと、私の休日ヘアケアは”手抜き”と言ってもいいくらいシンプル。むしろ、プロだからこそ「がんばりすぎない」ことの大切さを知っています。この記事では、現役美容師である私のリアルな休日ケアをお伝えしながら、毎日をちょっとだけ楽にするヒントをお届けします。

UNBIRTHDAY広報担当 現役美容師 プロフィール

この記事の執筆者

株式会社UNBIRTHDAY 広報担当/現役美容師。美容師歴7年、ヘアケア・頭皮ケア・カラーが得意領域。神戸・三宮〜北野エリア4店舗(UNBIRTHDAY/CHIKI/if/SPACIUM)で日々お客様の髪と向き合っています。

美容師の休日は意外と”ゆるい”ヘアケア事情

「プロなんだからきっと毎日すごいケアをしているんだろう」。そう思われがちなのですが、実際はまったく違います。私の休日の朝は、髪を整えるのに使う時間はせいぜい5分くらい。ドライヤーすら使わないこともあります。

美容師として毎日お客様の髪と向き合っているからこそ、わかることがあります。それは「やりすぎ」が髪にとっていちばんのストレスになることです。シャンプーを何度もしたり、トリートメントを重ねづけしたり。一生懸命ケアしているつもりが、実は髪に負担をかけていた——そんなケースを現場で何度も見てきました。

だから私は休日くらい、髪に「おやすみ」をあげるようにしています。何もしないことも立派なケア。美容師だからこそたどりついた、この「引き算の考え方」を今日はお伝えしたいと思います。

プロほど「何もしない日」を大切にしている

UNBIRTHDAYのスタッフ16名に「休日の髪ケア、何してる?」と聞いたことがあります。返ってきた答えで多かったのは、「とりあえず結ぶ」「ドライシャンプーだけ」「何もしない」でした。美容師歴10年以上のベテランスタッフほど「休みの日は触らない」と言っていたのが印象的です。

お客様には毎日しっかりケアをおすすめしておきながら、自分は手を抜いている——矛盾しているように聞こえるかもしれません。でもこれは「サボっている」のではなく、髪の状態を見極めて「今日は休ませる日」と判断しているんです。プロの目で自分の髪をチェックして、必要なときだけ必要なケアをする。これが本当のプロのケアだと私は思っています。

「毎日フルケア」は実は髪を疲れさせている

美容師として1日5〜6人のお客様を担当する中で、「ケアをがんばりすぎている方」の髪には共通点があります。毛先がペタッとしている、根元にボリュームが出ない、なんとなく重たい。トリートメントの重ねづけや、毎日のヘアアイロンの熱が蓄積して、髪本来の動きが失われてしまっているんです。

日本化粧品工業会の調査によると、日本人女性の約65%が「毎日何かしらのヘアケア製品を使っている」と回答しています。ケアへの意識が高いのは素晴らしいこと。でも、その熱心さがかえって髪を疲れさせてしまうこともあるということは、知っておいてほしいなと思うんです。

美容師のリアルな休日ケア|私が実際にしていること

ここからは、私が休日に実際にやっていることをそのままお伝えします。すごく地味です。でも、この地味なケアが髪をいちばん健やかに保ってくれていると実感しています。仕事のある日はお客様の前に立つのでしっかり整えますが、休日は自分の髪を「観察する日」にしています。

朝:ブラッシングとオイル1滴だけ

休日の朝、私がやるのはブラッシングだけです。目の粗いブラシで毛先からゆっくりとかして、絡まりをほどいていく。これだけで髪のツヤが変わります。もし毛先のパサつきが気になったら、ヘアオイルを1滴だけ手のひらに伸ばして、毛先にだけなじませます。1滴で十分です。

ポイントは「つけすぎない」こと。オイルをたっぷりつけたくなる気持ちはわかりますが、つけすぎると髪がベタッとして重くなります。私も美容師になりたての頃は、良かれと思ってオイルをたくさんつけていました。先輩に「オイルは1滴を薄く伸ばすだけでいい」と教わってから、髪の仕上がりがぐっと変わったのを覚えています。

シャンプーは「しない日」もある

これを言うと驚かれることが多いのですが、休日で家にいる日はシャンプーをしないこともあります。汗をかいたり外出したりした日はもちろん洗いますが、家でのんびり過ごした日なら、お湯で流すだけで十分だと感じています。

皮膚科学の観点からも、毎日のシャンプーが必須かどうかは議論があります。頭皮の皮脂は天然の保湿バリアとしての役割も持っています。それを毎日洗い流してしまうと、頭皮が乾燥して、かえって皮脂の分泌が過剰になることもあるんです。もちろん頭皮のタイプによって適切な頻度は変わるので、気になる方はサロンで相談してみてくださいね。

夜:タオルドライを丁寧にするだけ

夜のケアで私がいちばん大事にしているのは、実はタオルドライです。ドライヤーの前にタオルでしっかり水分を取っておくと、ドライヤーの時間が半分くらいになります。ゴシゴシこするのではなく、タオルで髪を包んで、ぎゅっぎゅっと押さえるようにして水分を吸い取ります。

この方法にしてから、髪のダメージがかなり減りました。ドライヤーの熱を当てる時間が短くなるぶん、キューティクルへの負担が減るんです。地味なことですが、積み重ねると大きな差になります。私自身、この習慣を始めて3ヶ月くらいで毛先のパサつきが目に見えて減りました。

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プロが教える”手抜きケア”のコツ|引き算でちょうどいい

「手抜き」と聞くと罪悪感を覚える方もいるかもしれません。でも、髪のケアにおける手抜きは、実はとても理にかなった選択です。私がサロンで1日5〜6人のお客様を施術する中で感じるのは、「ケアの量」ではなく「ケアの質」が髪の状態を左右しているということ。ここでは、忙しい方でもすぐに取り入れられる「引き算ケア」のコツをお伝えします。

コツ1:使うアイテムは3つまでに絞る

シャンプー、トリートメント、ヘアオイル。この3つがあれば、ホームケアは基本的に十分です。洗い流さないトリートメント、ヘアミルク、ヘアクリーム、ヘアウォーター……たくさんの製品を使えば使うほどいいと思いがちですが、重ねづけしすぎると成分同士がぶつかってしまうこともあります。

以前、お客様で「5種類のアウトバス製品を毎日使っている」という方がいらっしゃいました。一生懸命ケアしているのに「なんか髪がべたつくし、ボリュームが出ない」と悩んでおられたんです。製品を2つに減らしたところ、2週間後には髪がふわっと軽くなって、ご本人もとても驚かれていました。

コツ2:「触りすぎない」を意識する

髪は触れば触るほど摩擦でダメージを受けます。何気なく髪を触るクセがある方は多いですが、その積み重ねが枝毛や切れ毛の原因になることもあるんです。特にデスクワーク中に無意識に毛先をいじってしまう方は要注意です。

私自身も美容学生の頃は、無意識に毛先を触るクセがありました。それを直すのに意識したのは、「髪をまとめてしまう」こと。ゆるくひとつ結びにしたり、クリップでざっくり留めたりするだけで、触る頻度が激減します。休日の私はだいたいこのスタイルです。おしゃれとは無縁ですが、髪にはとても優しい過ごし方だと思っています。

コツ3:ドライヤーは「8割乾き」でやめていい

完全に乾かしきらないと気持ち悪い、という方もいらっしゃると思います。でも美容師的には、8割くらい乾いた状態でドライヤーを止めるのがちょうどいいと感じています。残りの2割は自然乾燥に任せることで、髪の中に適度な水分が残ります。

ただし、頭皮が濡れたままで寝てしまうのは雑菌繁殖の原因になるのでNGです。あくまで「頭皮はしっかり乾かして、毛先は少しだけ湿り気が残る」くらいの感覚です。この加減を覚えると、翌朝の髪の収まりが驚くほど変わります。スタッフの間でもこの「8割ドライ」は定番テクニックとして共有されています。

サロンケアとホームケアの”ちょうどいい”バランス

ここまで「引き算のケア」をおすすめしてきましたが、だからといって「何もしなくていい」という意味ではありません。ホームケアで基本を整えつつ、月に1回はサロンでプロのケアを受ける。この組み合わせが髪にとっていちばん心地いいバランスだと、私は現場で感じています。

UNBIRTHDAYでの「頭皮チェック」がケアの出発点

UNBIRTHDAYでは、来店されたお客様に頭皮の状態をマイクロスコープで確認するカウンセリングを行っています。頭皮の色や毛穴の詰まり、皮脂の状態を一緒に見ながら、「今の頭皮に必要なケア」を具体的にお伝えしています。

30代の会社員Aさんは、「毎日ちゃんと洗っているのに頭皮がかゆい」というお悩みで来店されました。マイクロスコープで確認すると、頭皮が乾燥して赤みが出ている状態。シャンプーの頻度を1日1回から2日に1回に減らし、洗い方を見直したところ、3週間後には赤みもかゆみもかなり落ち着きました。「やりすぎていたんですね」と笑顔でおっしゃっていたのがとても嬉しかったです。

月1回のサロンケアで「リセット」する

自宅でのケアはどうしても限界があります。蓄積した汚れやダメージは、プロの手でリセットするのがいちばん効率的です。UNBIRTHDAYでは神戸・三宮エリアの4店舗で、お客様一人ひとりの髪質や頭皮状態に合わせたトリートメントメニューをご用意しています。

特に「自分で何をしたらいいかわからない」という方にこそ、まずはサロンで相談していただきたいなと思います。今の髪の状態を一緒に見て、必要なケアだけを提案する。不要なものは「やらなくていいですよ」とお伝えする。これがUNBIRTHDAYが創業2015年から大切にしてきたカウンセリングの姿勢です。

よくある質問(FAQ)

Q1. シャンプーを毎日しないと臭いが気になりませんか?

頭皮のタイプや季節によっても変わりますが、お湯でしっかり流すだけでも汚れの約7〜8割は落とせると言われています。最初は気になるかもしれませんが、頭皮が慣れてくると皮脂分泌が安定して、においも落ち着いてくることが多いです。気になる場合は、洗う日と洗わない日を交互にしてみてくださいね。

Q2. 手抜きケアだと髪がパサパサになりませんか?

むしろ逆のことが多いです。製品の重ねづけやドライヤーのかけすぎを減らすことで、髪本来のうるおいやツヤが戻ってくることがあります。ただ、髪の状態によって適切なケアは異なるので、パサつきがひどい場合はサロンで髪質診断を受けることをおすすめします。

Q3. ドライヤーを8割で止めても寝ぐせはつきませんか?

頭皮周辺がしっかり乾いていれば、寝ぐせが極端につくことは少ないです。毛先に少しだけ湿り気が残る程度なら、むしろ翌朝の髪がまとまりやすくなります。根元がびしょびしょのまま寝てしまうと寝ぐせの原因になるので、乾かす順番は「根元から毛先へ」を意識してくださいね。

Q4. 美容師さんがおすすめする休日のヘアスタイルはありますか?

ゆるいひとつ結びやお団子がおすすめです。きつく結ぶと毛根に負担がかかるので、「落ちそうで落ちない」くらいの力加減がベスト。シュシュや太めのヘアゴムを使うと、摩擦もゴムの跡も減らせます。ちなみに私の休日のヘアスタイルは、だいたい「ざっくりクリップ留め」です。

まとめ

美容師の休日ケアは、驚くほどシンプルです。ブラッシングとオイル1滴、タオルドライを丁寧に、使うアイテムは3つまで、触りすぎない、8割ドライ。どれも特別な道具やテクニックは必要ありません。

大切なのは「がんばらない日を作ること」。ケアを足すのではなく、引いてみる。その引き算が、髪にとってはいちばんのご褒美になることがあります。

毎日完璧にする必要はないし、プロでもそうしています。だからあなたも、もっと気楽に髪と付き合っていいんです。なんでもない休日に、なんでもないケアを。それがいちばん髪を整えてくれると、私は信じています。

もし「自分にちょうどいいケアがわからない」と感じたら、ぜひUNBIRTHDAYに遊びにいらしてくださいね。一緒に「あなたのちょうどいい」を見つけましょう。

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参考文献

📚 日本毛髪科学協会
📚 厚生労働省 理容師美容師試験研修センター

⚠️ 本記事の内容は美容・ケアの一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的診断・治療を代替するものではありません。症状が改善しない場合や気になる変化がある場合は、皮膚科等の専門医への相談をおすすめします。

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UNBIRTHDAY広報担当 現役美容師 プロフィール

執筆:UNBIRTHDAY 広報担当

株式会社UNBIRTHDAYに勤める現役美容師兼広報担当。美容師歴7年。得意領域はヘアケア・頭皮ケア・カラー。

神戸・三宮〜北野エリアの4店舗(UNBIRTHDAY/CHIKI/if/SPACIUM・スタッフ16名)で日々お客様の髪と向き合いながら、ポッドキャスト「あつまれ!ふかふか頭皮さん」の制作にも携わっています。

株式会社UNBIRTHDAY(創業2015年・神戸市中央区)|公式サイト


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