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2026年07月14日(火)夏の頭皮のベタつき・ニオイの原因は?神戸の美容師が教える頭皮ケア3ステップ

「朝シャンプーしたのに、夕方には頭皮がベタつく」「自分の頭のニオイが気になって、人と近づくのが少し不安」——夏になると、こんなお悩みをサロンでよく伺います。

実は夏の頭皮は、一年でいちばん過酷な環境に置かれています。汗と皮脂、紫外線、そしてエアコンによる乾燥。この3つが同時に襲いかかるのが、神戸の蒸し暑い夏です。

今日は、夏の頭皮のベタつきとニオイがなぜ起こるのか、そしておうちでできる頭皮ケアの3ステップを、美容師の視点でお伝えします。ゴシゴシ洗う前に、ぜひ読んでみてください。

夏の頭皮がベタつく・ニオうのはなぜ?

皮脂は「悪者」ではなく、酸化すると困る存在

頭皮には、顔のTゾーンの約2倍とも言われる皮脂腺があります。皮脂そのものは、頭皮を乾燥や刺激から守るための天然のバリアです。つまり、皮脂は本来「味方」。

問題になるのは、分泌された皮脂が時間の経過とともに酸化したときです。酸化した皮脂は、あのツンとしたニオイのもとになり、頭皮の常在菌のバランスも乱してしまいます。「洗っているのにニオう」という方の多くは、洗えていないのではなく、落としきれていない皮脂が酸化している状態なんです。

汗そのものは無臭。ニオうのは「汗が放置されたあと」

意外に思われるかもしれませんが、かいたばかりの汗はほとんど無臭です。ニオイが発生するのは、汗と皮脂が混ざり、頭皮の菌がそれを分解したとき。つまり時間差で発生します。

夏に「夕方になると気になる」というのは、まさにこの時間差のせい。朝の汗が、日中かけてゆっくりニオイに変わっていくイメージです。

洗いすぎが、逆にベタつきを呼ぶ

ベタつきが気になると、つい一日2回シャンプーしたり、洗浄力の強いものに変えたりしがちです。ところが頭皮は、皮脂を取られすぎると「足りない」と判断して、さらに皮脂を出そうとします。

結果、洗えば洗うほどベタつくという悪循環に。夏のベタつき対策で最初にお伝えしたいのは、実は「洗う回数を増やす」ではなく「洗い方を変える」ということなんです。

今日からできる夏の頭皮ケア3ステップ

ステップ1|お湯だけの「予洗い」を1分半

シャンプーの前に、38度前後のぬるま湯で1分半ほど頭皮を流します。これだけで、汗と汚れの7割ほどは落ちると言われています。

ポイントは、髪ではなく頭皮にお湯を当てること。シャワーヘッドを地肌に近づけ、指の腹で軽く動かしながら流してください。ここを丁寧にやるだけで、シャンプーの泡立ちがまるで変わります。泡立ちが良ければ、少ない量でしっかり洗えます。

ステップ2|爪を立てず、指の腹で「動かす」ように洗う

シャンプーは手のひらで軽く泡立ててから、頭皮に置いていきます。そして、こするのではなく頭皮を動かすイメージで。指の腹を地肌に固定し、円を描くように小さく動かします。

爪を立ててゴシゴシすると、頭皮に細かい傷がつき、そこから乾燥や炎症、フケにつながることも。「痛気持ちいい」ではなく「気持ちいい」で止めるのが夏の正解です。すすぎは洗う時間の倍かけるつもりで、生え際・耳の後ろ・襟足を意識して流しきってください。この3か所は、すすぎ残しが最も多い場所です。

ステップ3|「濡れたまま放置しない」がいちばん効く

夏の頭皮ケアで、実はいちばん差が出るのがここです。濡れた頭皮は、菌がもっとも増えやすい環境。自然乾燥で30分放置するのは、ニオイの温床を自分でつくっているようなものです。

お風呂上がりは、まずタオルで頭皮の水分を吸い取り(こすらず、押さえる)、ドライヤーは頭皮から乾かす。根元が乾けば、毛先は自然と乾いていきます。冷風で仕上げると、頭皮のほてりも落ち着いて、翌朝のベタつきが軽くなります。

シャンプー選びと、日中のニオイ対策

夏は「アミノ酸系+頭皮ケア設計」を目安に

ベタつくからといって、洗浄力の強いシャンプーに飛びつくのはおすすめしません。夏こそ、うるおいを残しながら汚れを落とすアミノ酸系や、頭皮ケア設計のシャンプーが向いています。

UNBIRTHDAYはCOTA正規取扱サロンで、頭皮ケア用の「セラスパ」シリーズも扱っています。乾燥タイプ・ベタつきタイプなど、頭皮の悩み別に選べるのが特徴です。自分の頭皮がどのタイプなのか分からない方は、来店時に遠慮なく聞いてくださいね。触ればすぐ分かります。

日中は「頭皮を冷やす・拭く・乾かす」

外出先でニオイが気になったときは、汗を放置しないことがすべてです。乾いたタオルやあぶらとり紙で、生え際と分け目の汗を軽く押さえるだけで、その後のニオイの立ち方が変わります。

また、分け目は紫外線を最も浴びる場所。日傘や帽子で分け目を守ると、頭皮の酸化ダメージも減らせます。帽子は蒸れるので、ときどき脱いで風を通してあげてください。

それでも気になるときは、サロンのヘッドスパへ

おうちケアでは落としきれない皮脂がある

毛穴の奥で固まった皮脂は、正直、毎日のシャンプーだけでは落としきれません。サロンのヘッドスパでは、炭酸やクレンジング剤で毛穴の詰まりをゆるめてから流すので、一度リセットできます。

「1回受けたら、次の日のシャンプーの泡立ちが違う」とおっしゃるお客様は本当に多いです。夏は月に1回のリセットを目安にしていただくと、ベタつきもニオイもぐっと落ち着きます。

頭皮がゆるむと、気持ちもゆるむ

頭皮は、こころの状態がいちばん出る場所だと思っています。忙しい日が続くと、頭皮はカチカチに硬くなり、動かなくなります。逆に、ふかふかで動く頭皮の方は、たいてい表情もやわらかい。

夏のベタつきケアは、清潔のためだけではありません。頭が軽くなって、呼吸が深くなって、ニュートラルに戻る。そんな時間として使ってもらえたら、いちばんうれしいです。

まとめ|夏の頭皮は、洗いすぎず・放置しない

最後に、今日の3ステップをおさらいします。

①ぬるま湯で1分半の予洗い②指の腹で頭皮を動かすように洗い、すすぎは倍の時間③濡れたまま放置せず、頭皮から乾かす

この3つを1週間続けるだけで、多くの方が「夕方のベタつきがマシになった」と感じられます。特別な道具も、高い美容液も要りません。必要なのは、いつものシャンプーの手順を、ほんの少し丁寧にすることだけです。

なんでもない一日が、頭が軽いだけで少しだけ良くなる。そんな夏になりますように。頭皮の状態を見てほしい、自分に合うシャンプーを知りたいという方は、いつでもご相談くださいね。

🎙 ポッドキャスト「あつまれ!ふかふか頭皮さん」で
頭皮や髪にまつわる、皆さんの日常をより良くする情報を発信中です✨

ぜひ取り入れてみてくださいね!

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参考文献

📚 日本毛髪科学協会
📚 厚生労働省 理容師美容師試験研修センター

⚠️ 本記事の内容は美容・ケアの一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的診断・治療を代替するものではありません。症状が改善しない場合や気になる変化がある場合は、皮膚科等の専門医への相談をおすすめします。

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