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2026年08月07日(金)夏の湿気で髪が広がる・うねる|原因と美容師おすすめの対処法

夏になると髪が広がる・うねるのはなぜ?

「朝きれいにまとめたのに、お昼にはもう髪がふくらんでいる」「湿気の多い日はうねりが出て、まとまらない」——夏になると、こんなお悩みがぐっと増えます。UNBIRTHDAYでも、7月から9月にかけては、この「広がり・うねり」のご相談が一年でもっとも多い季節です。せっかくのヘアスタイルが崩れると、それだけで一日の気分まで下がってしまいますよね。まずは、なぜ夏になると髪が言うことを聞かなくなるのか、その仕組みからやさしく紐解いていきましょう。原因がわかると、対策もぐっとシンプルになります。

湿気と髪の水分バランスの関係

髪は、空気中の水分を吸ったり放出したりしながら、まわりの湿度と自分の水分量のバランスを取っています。梅雨明けから真夏にかけて湿度が高くなると、髪はまわりの水分をどんどん吸い込んでいきます。すると髪の内部で水分の量に偏りが生まれ、水分を多く含んだ部分がふくらんだり、逆に縮んだりして、それがうねりや広がりとなって表面にあらわれるのです。もともとくせ毛の方はこの影響を強く受けやすく、ふだんは直毛に近い方でも「夏だけなぜかうねる」という現象が起こります。これは髪の性質上、ある程度は自然なことなのです。とくに神戸のように海が近く湿度が高くなりやすい土地では、この影響を感じやすい方も多いかもしれません。だからこそ、髪の性質を知って上手につきあっていくことが、夏を快適に過ごす近道になります。

ダメージ毛ほど広がりやすい理由

髪の表面は「キューティクル」といううろこ状の層で守られていて、これがきれいに整っていると、水分の出入りがゆるやかになります。ところが、カラーやパーマの繰り返し、強い紫外線、日々の摩擦などでキューティクルが傷むと、そのすき間から水分が一気に入り込みやすくなります。つまり、ダメージが進んだ髪ほど湿気に敏感で、広がりやすくなるということ。夏の広がりは、単なる「くせ」だけでなく「髪が疲れているサイン」でもあるのです。心当たりのある方は、この機会にケアを見直してみるチャンスかもしれません。

今日からできる自宅ケアで湿気に負けない髪へ

サロンでのケアももちろん大切ですが、実は毎日のおうちケアを少し変えるだけで、夏の広がりはかなり抑えられます。特別な道具はいりません。とくに「乾かし方」は、今日の夜からすぐに見直せるポイントです。順番に見ていきましょう。

シャンプー・トリートメントは「保湿」で選ぶ

夏はどうしてもさっぱりタイプを選びたくなりますが、広がりやうねりが気になる方は、うるおいを守ってくれる「保湿・しっとりタイプ」がおすすめです。髪の内部の水分バランスが整っていると、外の湿気に振り回されにくくなるからです。頭皮のベタつきが気になる方は、頭皮はさっぱり洗えるものを、毛先はしっとり保湿できるものを、と役割で使い分けるのも一つの方法。シャンプーは頭皮を、トリートメントは毛先を、と意識するだけでも仕上がりが変わってきます。

洗い流さないトリートメントでフタをする

お風呂上がり、タオルドライのあとに使う「アウトバス(洗い流さないトリートメント)」は、夏こそ欠かせないアイテムです。ミルクタイプで髪の内側にうるおいを補い、仕上げにオイルタイプで表面をやさしくコーティングすると、外からの湿気の侵入をブロックしてくれます。順番は「ミルク→オイル」が基本。ただし、つけすぎるとベタついて逆に広がって見えてしまうので、毛先を中心に、量は控えめから始めるのがコツです。物足りなければ少しずつ足していきましょう。

ドライヤーの当て方でうねりは大きく変わる

うねり対策で、いちばん効果が出やすいのが実は「乾かし方」です。ポイントは、根元をしっかり乾かすこと。根元が濡れたまま自然乾燥してしまうと、まさにそこからうねりや広がりが生まれます。乾かすときは、髪を下に軽く引っぱりながら、上から風を当てるイメージで。最後に冷風をさっと当てると、キューティクルが引き締まって形が長持ちします。半乾きのまま寝てしまうのは、翌朝の広がりやパサつきの大きな原因になるので、面倒でも乾かしてから休むようにしてくださいね。

スタイリングで広がりを抑えるひと工夫

乾かし方を整えたら、あとは朝のスタイリングでキープ。難しいテクニックは必要ありません。ほんの少しの手間で、夕方までの持ちがぐっと変わります。忙しい朝でもできる、シンプルな方法をご紹介します。

オイル・バームでまとまりを、前髪はキープを

スタイリングの仕上げに、少量のヘアオイルやバームを手のひらでよくのばし、毛先から中間になじませます。表面をなでるようにつけると、湿気で浮きやすいアホ毛や広がりが落ち着き、自然なツヤも出ます。ここでも「つけすぎない」が鉄則で、1〜2プッシュ、または米粒大から調整してみてください。そして夏に真っ先に崩れるのが前髪。分け目のクセがつきやすいので、乾かすときに左右へ振りながら根元を起こしておくと、割れや広がりを防げます。外出前に軽いキープスプレーをふわっと仕込んでおくと、汗や湿気の中でも夕方まで扱いやすくなりますよ。

それでも広がるなら、サロンでできる根本対策

おうちケアで軽減はできても、「くせ」や「ダメージ」そのものは自宅では変えられません。毎朝のスタイリングが負担になっているなら、根本からアプローチする選択肢も知っておくと安心です。

髪質改善トリートメントでうるおいを補う

ダメージによる広がりが主な原因の場合は、髪の内部にうるおいと補修成分を届ける「髪質改善トリートメント」がおすすめです。手触りがなめらかになり、水分バランスが整うことで、湿気による広がりがやわらぎます。くせを完全になはすものではありませんが、日々の扱いやすさは大きく変わり、スタイリングの時間も短くなります。まずは手軽に試したい、という方にぴったりのメニューです。カラーと一緒に受けていただくと、色持ちと手触りの両方が良くなるので、ダメージが気になる方にはとくにおすすめしています。

くせが強い方は縮毛矯正という選択肢も

もともとのくせが強く、毎朝のスタイリングが大きな負担になっている方には、縮毛矯正も心強い選択肢になります。近年は薬剤もどんどん進化していて、以前のような「ピンと真っすぐすぎる」不自然な仕上がりではなく、毛先に自然な丸みを残すこともできるようになりました。どこまでのばすか、どんな質感にしたいかは、髪の状態やライフスタイルを見ながら、カウンセリングで一緒に決めていきましょう。無理に一度で完璧を目指さず、少しずつ理想に近づけていくのも一つの方法です。

まとめ|夏の広がりは「保湿」と「乾かし方」から

夏の髪の広がり・うねりは、湿気による水分バランスの乱れと、髪のダメージが重なって起こります。だからこそ、対策の基本は「うるおいを守ること」と「正しく乾かすこと」。保湿タイプのケアとアウトバスを取り入れ、根元からしっかり乾かす習慣をつけるだけで、多くの広がりは落ち着いていきます。それでも気になるときは、無理に自己流で頑張りすぎず、ぜひ一度サロンにご相談ください。UNBIRTHDAYでは、お一人おひとりの髪質やライフスタイルに合わせて、その方にいちばん合うケアをご提案しています。この夏を、髪のことでゆううつにならず、軽やかな気持ちで過ごしていただけたらうれしいです。

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参考文献

📚 日本毛髪科学協会
📚 厚生労働省 理容師美容師試験研修センター

⚠️ 本記事の内容は美容・ケアの一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的診断・治療を代替するものではありません。症状が改善しない場合や気になる変化がある場合は、皮膚科等の専門医への相談をおすすめします。

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